吉川美南「ハッピードリームサーカス」最終週末レポート

旅のしおり

当日券争奪戦から、粉まみれのプレミアム席まで


09:00 吉川美南駅前、当日券の列へ

吉川美南での開催は、今週末が最後だった。

朝9時、JR吉川美南駅前のテント広場に到着した。
カラフルなサーカステントが空に向かってそびえ立ち、
すでに周囲は人でにぎわっている。


朝から大賑わい。吉川美南最終週末、ハッピードリームサーカスのテントに到着。


チケット売り場に向かうと、10時開演の当日券は売り切れていた。
到着したのは9時。それでも間に合わなかった。

諦めずに列に並ぶこと1時間。13時からの当日券を手に入れた。
しかも、運良く一番手前の列——「プレミアム席」だった。

この時点では、まだその意味を深く考えていなかった。


10:00 アクアイグニス吉川美南へ、3時間の待機

開演まで3時間ある。駅からすぐそばにある
アクアイグニス吉川美南(アクアイグニス武蔵野温泉)へ移動した。
サーカス会場も温泉も、どちらも吉川美南駅前という好立地だ。

湯船にゆっくり浸かり、体の力を抜く。
風呂上がりに生ビールセットを注文した。


3時間の待ち時間はアクアイグニス吉川美南の温泉へ。
風呂上がりの生ビールセット。これ以上の待ち方はない。


「待ち時間」と呼ぶには、少し申し訳ないくらい充実していた。


13:00 開演。プレミアム席の本当の意味を知る

会場に戻り、席に着いた。
チケット購入時、売り場のスタッフからこう言われていた。

「空中ブランコの真下になるので、滑り止めの粉がかなりかかりますがよろしいですか?」

「まあ大丈夫だろう」と思っていた。

ショーが始まり、前半のフィナーレはオートバイショー。
上部が広がった円錐形の金属ケージの中をオートバイが走り抜け、
そこに車まで加わって同時に駆け回る。

あの空間に車が入るのか、という驚きが先にきた。
手に汗が滲んだ。


前半のフィナーレ、オートバイショー。
逆すり鉢状の金属ケージの中を、車とオートバイが同時に駆け回る光景は、息をのんだ。


そして後半、フィナーレひとつ前の空中ブランコへ。
パフォーマーが空を切るたびに、会場の空気が一瞬止まる。

白い粉が降ってきた。
ひとつまみ、ではなかった。雪のように、静かに、しかし確実に積もっていった。
気づけば服が白く、髪も白く、隣との境界が粉で埋まっていた。

プレミアム席とは、粉を最もプレミアムに浴びる席だった。


プレミアム席から見上げた空中ブランコ。
この真上から降ってくる粉の量は、想像を超えていた。


粉まみれになっていることに気づく余裕は、もうなかった。


まとめ

最終週末に滑り込む形で行けた。

朝から並んでチケットを確保し、温泉で時間をつぶし、粉まみれになりながら大迫力のサーカスを観た。
ハプニングも含めて、記憶に残る週末になった。

ハッピードリームサーカス、また吉川に来てほしい。
次回は、もう少し後ろの席にする。


note版はこちら

粉の降る席で、サーカスを観た。|ウクク

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